みやざきの安心・安全な農産物を宮崎県青果市場連合会よりお届けします。

おいしいぶどうを見分けるコツは、果軸が緑色のものを選ぶこと！果軸が茶色いぶどうは収穫してから時間が経ったものが多く、痛みも早くなっています。またぶどうの実は、粒の大きさがそろっていてハリがあり、白く粉(ブルーム)がふいているのが美味しい証拠！白い粉は天然のものなので、農薬と間違えないでくださいね。
ぶどうは日持ちしない果物ですから、できるだけ早く食べるようにしましょう。もし保存したい場合は、新聞紙かビニール袋で包み、冷蔵庫で保存します。また少し手がかかりますが、果軸の部分を少し残すようにして一粒ずつバラバラにすると、房のままよりも長持ちさせることができるようです。ニューピオーネは粒のまま冷凍して、ひとくちシャーベットとしてもおいしいですよ！

種なしぶどう
お店でぶどうを見ていると、同じ品種でも種ありと種なしの両方が売られているのう。これは一体どういうことじゃろうか？
実は種なしのぶどうは品種改良ではなく、同じ木でも育て方で種が入ったり、入らなかったりするんじゃ。農家の人はぶどうの木に房がつくと、ひとつずつジベレリンという成長ホルモンをつけていく。すると種の成長だけを止めて実を大きくすることができるんじゃよ。
ちなみにこのジベレリンというのは、元々ぶどうの種から分泌されるホルモンじゃ。ホルモンの働く時期をずらすことで、種がなくても大きなぶどうを作っとるんじゃな。